Greenwald et al. (2003) の論文では,上記を含む手続きやそれに対するDスコア計算法について複数のアルゴリズムを試し,その比較を行っていますので,よろしければご覧ください。
Greenwald, A. G., Nosek, B. A., & Banaji, M. R. (2003). Understanding and using the Implicit Association Test: I. An improved scoring algorithm. Journal of Personality and Social Psychology, 85(2), 197–216. https://doi.org/10.1037/0022-3514.85.2.197
ご質問ありがとうございます。
IATには,その手続きに関していくつか異なる種類があります。そのうち,誤反応に対して×を表示して正反応に修正させる(そして正反応までにかかった時間を記録する)という,built-in error penalty (biep) という方法があります。Psychexpではこの biep の手続きによるIATを提供しています。
Greenwald et al. (2003) の論文では,上記を含む手続きやそれに対するDスコア計算法について複数のアルゴリズムを試し,その比較を行っていますので,よろしければご覧ください。
Greenwald, A. G., Nosek, B. A., & Banaji, M. R. (2003). Understanding and using the Implicit Association Test: I. An improved scoring algorithm. Journal of Personality and Social Psychology, 85(2), 197–216. https://doi.org/10.1037/0022-3514.85.2.197
Psychexpでは,カスタマイズ可能なテンプレートを提供することで,プログラムを書なくても,だれでも手軽にオンライン実験を作成できるようにしています。そのため,カスタマイズ(変更や選択)ができる部分と,そうではない部分がありますので,その点はどうかご了承いただけますと幸いです。
biep 以外のIAT手続き(誤反応を修正させずに誤反応までの時間を記録する等)を用いたり,教示の構成を変更したりすることは,申し訳ございませんが,現時点のPsychexpでは対応しておりません。
他社製品ですがInquisitなどプログラミングを前提としているソフトウェアであれば,いろいろと自由に変更・選択が可能になります。ただし,その分,作成の手間がかかる…ということになるかと思います。もしよろしければ,ご検討ください。